雪国に暮らすって不安ですよね?
私、飛騨高山のシェアハウス「シェアリー管理人」の那須裕介も、こちらへ来る前は雪の暮らしに不安を覚えていました。
そこで今日は、飛騨高山の冬が実際どんな感じかをお伝えします!
どのくらい雪があるの?
まずいきなりですが、高山の中心部はあまり雪が降りません!
特にここ数年は暖冬の影響で、しっかり降ったのは1シーズンに4~5回程度でしょうか。積もっても数センチ程度。
とはいえ安心はできません。暖かい冬が続いて油断したころに、どかっと大雪の降る年がくるかもしれませんのでご注意を。
また中心から車で一時間ほど離れた平湯などは比較的多くの雪が積もります。
冬はこんな作業がある
では実際に雪のふる冬は、どんな作業が増えるのでしょうか。
1. 家の前の雪かき
まずは雪かき。これの大変さは 1.除雪車が来るかどうか 2.側溝に雪を捨てられるか で変わります。
高山中心部では、除雪車が来るところは比較的楽。場所によってはほとんど作業がないことも。
除雪車は来ないけど側溝がある場合は、雪の日には家の前にある道路の雪を側溝に落とす必要があります。所要時間は5~10分程度でしょうか。
逆に除雪車が来ず側溝もないところは結構大変です。近くに雪を貯めておけるところがない場合は、最悪手押し一輪車で川まで捨てにいかないと行けないケースも。
ちなみにシェアハウス「シェアリー」の前は除雪車が来てくれますし、敷地内に雪溜めもありますのでご安心を。(宣伝)
2. 車の雪下ろし
雪国で生活していない人が忘れがちなのが、車の雪下ろし。雪が降った日は車の屋根の雪を落とす必要があります。
これをしないとブレーキを踏んだときに、屋根の雪が一気にフロントガラスに降ってきて大惨事! 事故にもつながるので必ず車の雪はおろしましょう。
作業時間は5分程度ですが、ギリギリで家を出たときに「あー雪下ろししてない!」とテンパりやすいポイントです(実体験)。
3. 車をスタッドレスタイヤに変える
高山では、必ず冬はスノータイヤを履きましょう。暖冬で雪が減っているとはいえ、まだまだ降る日はあります。また遠出するときはほぼ必ず雪道を通るでしょう。
ちなみにシェアハウス「シェアリー」についてくるシェアカーは、運営側負担でスノータイヤに履き替えてます!(宣伝)
4. 灯油の暖房器具
正直に言いましょう。雪国の冬の光熱費は高いです!
ちなみに雪国ではエアコンの暖房は効かないので、多くは石油ファンヒーターを使うことになります。灯油自体は頼めば配達してくれますが、ポリ缶から石油ファンヒーターのカートリッジタングに灯油を移すのは自分でやる必要があります。
光熱費はどう変わる?
光熱費はどれくらい上がるかというと、先程も書いた石油ファンヒーターの灯油代が一人あたり月5,000~10,000円程度増えます(もちろん使い方よりますが)。
一方で夏は涼しいので光熱費はさがります。最近の温暖化でクーラー全く無しはさすがにきついですが、それでもつけるのは8月くらい。
ですので冬の光熱費が高い分夏が安くなって、年間だと平均化される感じですね。
雪国ならではの楽しみがある!
さあ今までは雪国のデメリットをあげましたが、その分メリットもあります。
まずはなんと行ってもスノーアクティビティ! 飛騨高山は車で1時間圏内に10箇所を超えるスキー場があります。スキーやスノーボード好きには最高!
また、雪景色自体も魅力的です。特に普段雪のない地域から来た方なら、雪景色をドライブするだけで何時間でも楽しめるでしょう。
冒頭で書いた通り、高山中心部はそれほど雪はありません。一方で雪を味わいたければ車ですぐのところに素晴らしい雪景色とスキー施設があります。
雪の影響をあまり受けずに雪国を満喫できる町として、飛騨高山はおすすめです!
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